2025/12/11 追記
翌日にいきなり追記ですが、Limitless AI Pendant のプライバシーポリシーが変更されています。
なんかメールでお知らせが来ていたな?と思って詳しくは調べていなかったのですが、かなり衝撃の内容でした。
大きな変更点は「データ販売禁止・広告利用禁止・AI学習禁止の文言が削除された」とのこと。
新規販売停止なのでこのブログを読んで購入する方はいないはずですが、録音デバイス購入を考えた方がいましたら、規約の確認をお願いいたします。
ただ今回の情報を売り渡したと思われる出来事は許せないものですが、録音デバイスでライフログを作成すること自体は素晴らしいことだと思ってます。
そして私個人は生活ログが目的だし、在宅勤務で喋らないし、打ち合わせの時は電源を切ってるので使い続けるかな。家族の喧嘩のネタなどは(笑)逆にどんどん学習してくれ!とも思うし。
どうなるにしても、今回の騒ぎは生成AIで発生した個人情報がこれからどう扱われるのか考える良い機会になりました。
生成AIが「個人情報取得合戦」などではなく、人類が幸せになるためのツールとなりますように。
今回のブログは 「生成AIママ部」のアドベントカレンダーに参加しています。
「生成AIママ部」についてはなつみかん(@natsu_tech_mom)さんのこちらの記事をご覧ください。
とても役に立って面白いコミュニティなのですが、みなさんレベルが高すぎて、これまで完全にROM専でした。
(あと、なんとなく私より若い方が多い気がして…)
でも「まずは参加してみないとね」ということで、空いていた12/10をポチリ。
そして今日は12/6。
「あと4日だし、そろそろ書き始めようかな!」と思っていた、まさにそのとき。
世界を駆け巡る衝撃のニュースが飛び込んできました。
ネットフリックスがワーナーを買収。
……ではなく、
「MetaがLimitlessを買収」
えーーーーー!!!
Limitless AI Pendant を使って「こんなに良かったよ!」という記事を書く予定だったのに、まさかの新規販売停止。
しかも「サブスクは1年間は継続予定」とのこと。
(1年後には無くなるってことかな?🤔)
というわけで、
すでに手に入らない商品について延々と語るブログになってしまいました。
なんじゃそりゃ😭
ただ、しばらくしたら Meta からパワーアップした後継製品が出る可能性もありますよね。
そのときの参考になれば、という気持ちで書いています。
ちなみに Limitless AI Pendant、こういう系のガジェットとしてはかなり安かったんです。
私が購入したときは 99ドル(約1万5千円)。
完全に勝手な想像ですが、Meta製になったら、もっと高くなりそうな気がしてならない……😭
前置きが長くなりました。
では本題です。
Limitless AI Pendantとは?

こちらです。
公式サイトによると、
……と言いたいところですが、公式サイトのトップページが買収のお知らせになってしまっていて、商品の説明が消えています😭
なので、私の知っている範囲で説明します。
一言で言うと、
「録音 → 文字起こし → AIによる要約」
を自動で行うデバイスです。
「ああ、議事録を勝手にまとめてくれるやつね」
→ 間違ってはいませんが、ちょっと違います。
Limitless AI Pendant の最大の特徴は、
「生活を記録する」ことを目的にしている
という点です。
会議や打ち合わせのような「区切られた時間」ではなく、
日常そのものを丸ごと記録するための録音機器なんです。
メニューには、こんな項目があります。(自動翻訳済み)

これこれ!
ADHD の項目があるところが、めちゃくちゃ刺さりました。
ポンコツ主婦と「声メモ」
私は自他ともに認めるポンコツで、主婦業がとにかく苦手です。
だって主婦って、やることが多すぎませんか?
- 子どもの学校行事
- 持ち物管理
- 家のこと
- 仕事
全方向に気を張り続けるの、無理です。
一つ一つは
「トイレットペーパー切れてた、買わなきゃ」
みたいな小さなことなんですが、これが大量にあるのがキツい。
頭の中には常に
「あとでメモしよう」
という思考が渦巻いているのに、
99%メモしない。
そこで私でもできそうだと思ったのが、
「声でメモする」ことでした。
使用方法・流れ
使い方はとてもシンプルです。
ペンダントを付ける
首から下げます。
本体はクリップ式なので、紐は好きなものに替えてもOK。
ネックレス以外のものに挟むこともできますが、
個人的には 首にかけるのがおすすめです。(理由は後述)
一日過ごします。途中で見ることもできる
ここが他の製品と決定的に違うところ。
なんと、転送ボタンがありません。
スマホの Bluetooth を ON にしておくだけで、
勝手にデータが転送されます。
これはまさに
「生活を記録する」
という思想に基づいた設計。
会議の議事録ではなく、
生活そのものを録るためのデバイスなんですよね。
記録はこんな感じ。


一部を切り出してみると、
「……これ、意味のある会話になってる?」
と思うような断片も多いです。
翌日にインサイトやTodoが生成される
ここからが本番。
AIが1日をまとめてくれます。
これが本当に面白い!
ライフログのインサイト

今回は「世界に公開してもギリ大丈夫な一日」を例にします🤭
他にも、こんな感じで出力されます。
## ✅ 決定ログ
ランチの評価から買い物まで、今日もたくさんの判断がありました。
### 📝 今日の決定
- **ランチの評価:** xxxx公園近くのカレー屋は「悪くはないけど、この値段ならもう行かないかな」という結論に至りました。 *出典: 店舗での支払いとカレーの評価*
- **水筒の購入:** xxxxちゃんの新しい水筒は、Loftで見たサーモス(THERMOS)の0.5Lモデル(水色)を、より安価なAmazonで購入することにしました。 *出典: バスでのアナウンスと渋谷での道案内*
## 📌 次のアクション
今日の会話から生まれた、次のステップです。
### ✅ あなたが対応するタスク
- **xxxxちゃんのiPhoneセットアップ完了 📲:** 修理から戻ってきたiPhoneの初期設定を始めましたが、パパのスマホが必要な段階で中断しています。続きを完了させましょう。 *出典: 会話の記録*
- **お弁当箱のリサーチ 🍱:** Loftで色々見ましたが、xxxxちゃんが気に入る「1段式でパッキン付き」の弁当箱はまだ見つかっていません。引き続き探してみましょう。 *出典: バスでのアナウンスと渋谷での道案内*
## 🚩 繰り返されるテーマ
### 🧹 片付けをめぐる攻防
今日も、家族(特にパパとxxxxちゃん)の片付けについて、あなたが繰り返し注意する場面が見られました。これは以前のレポートでも見られたテーマですね。
- **パターン:** 帰宅後、散らかっているリビングを見て、あなたが一つ一つ指示を出して片付けを促していました。
- **印象的な一言:** 「
↑ここ、結構すごくないですか?
過去のやり取りを参照しているんですよね。
ちゃんと「継続した生活」として見ている。
## 💬 心に残ったやり取り
今日の会話の中で、特に印象的だった瞬間です。
### 🥰 今日のハイライトシーン
- 「うめえ。醤油貸して。うめえじゃんこれ。」
— *パパより。自身で釣ってきた魚の美味しさに、心からの感嘆が漏れた一言。食卓の幸福感が伝わってきます。*
- 「しかしこれが50円はすごいね。」
— *あなたより。渋谷のIKEAで食べたソフトクリームの安さに驚いた一言。都会の真ん中での小さな発見に喜びを感じている様子が伝わりました。*
リマインダー機能
さらに驚いたのが、
リマインダーまで作ってくれること。

多少ズレている部分はありますが、
(ハンコなんて言ってない……別の言葉だった気がする)
概ね合っている!
これは本当にありがたい機能です。
インサイト利用時の注意点
この機能、フリープランでは 月20時間までです。
つまり、1ヶ月は持ちません。
最初からサブスクに入ろうか迷ったのですが、
ひとまず様子見でフリープランに。
……と思ったら、
今回の買収騒動で
「あと1年間はサブスクを全員使える」
という話が出てきました。
ただ、この「全員」が
- すでにサブスク契約している人なのか
- デバイス購入者全員なのか
正直、よく分かっていません。
今のところはインサイトが生成されているのでデバイス購入者全員なのかも。
メリット(良いと感じた点)
リマインダー
これが一番の目的でした。
他人との会話から拾ってくれるのはもちろん、
自分で声に出してメモすることもできます。
犬の散歩中など、
これまではリードを持っていてスマホ操作ができなかったので、
これは革命的でした。
ライフログ
「家族とこんな話をしたのに忘れてしまう」
というのも、ずっと解決したかったことです。
例えば、
「みんな犬の散歩行ってるよって言うけど、実際ほとんど私じゃない?」
という問題。
全員「自分は結構行ってるよ」と言うんですよ(笑)
じゃあ記録つけてみる?
……と思いつつ、
これは喧嘩の元になりそうなので未使用です😥
それはさておき、
ライフログを読んだ瞬間、強く思いました。
「子どもが小さい頃に、これがあればよかった」
あの頃は、毎日楽しいことも大変なことも山ほどあって、
楽しいことを100%味わう余裕がなかった気がします。
もし当時の何気ない会話が残っていたら、
宝物だっただろうな、と。
(実は毎日、写真と一言の日記は書いていました。
それでも、もっと残しておきたかったなあと思います。)
デメリット(難しい点)
充電
充電は毎日必要です。
体感では1日半くらい。
スマートリングが4〜5日持つことを考えると、
少し手間に感じました。
インサイトが取れない
Limitless は API が使えますが、
取得できるのは生データのみ。
インサイトが面白いだけに、
これが取れないのは残念……。
(私の調査不足で、実はできる可能性もあります)
他人の許可を取る
これが最大のハードルです。
公式でもしつこく
「録音することを相手に伝え、許可を取りましょう」
と書かれています。
当然、その通り。
だからこそ、
首から下げることに意味があると思っています。
バッグに入れていたら、完全に盗聴ですからね。
ただ、
「録音していいですか?」
と聞く勇気が……出ない。チキンハート。
まだ録音文化は一般的じゃないので、
危ない人認定されそうで。
結果、
家族以外で録音したのは1回だけ。
リフォーム業者との打ち合わせでした。
こちらが客の立場+覚えることが多い場面なら、言いやすい。
なので私の場合は、
- 自分のメモ
- 家族の記録
がメイン用途で、
それ以外はスイッチを切っています。
応用編:Obsidian連携
ここからは余談です。
ライフログを残したいと思い、
流行りの Obsidian に手を出しました。ミーハーです。
調べたら、思った通りLimitless連携プラグインがありました。

ただし、
取り込めるのはライフログのみ。インサイトは不可。
ならば、
自分でインサイトを作ろう。
ついでに、自分が使いやすい形にしよう。
ということで制作し、出力されたライフログがこちらです。

〜 省略 〜

〜 省略 〜

だいぶ家庭のことがダダ漏れで恥ずかしいのですが、細かく出力された方が分かりやすいと思ったので載せてみました。
作り方についてはこちらのブログの記事で詳しく書いています。
(でもこの時よりAIまとめの部分はパワーアップしています)
簡単に説明すると、
- ObsidianにプラグインでLimitlessのライフログデータを取り込む
- Pythonのプログラムで自分用のライフログを作成
- Googleカレンダーより、その日の予定を取り出す
- お天気APIで天気を記入
- Limitlessのライフログデータより、以下をGemini API を使ってまとめる
- 1日の流れ
- インサイト(Limitlessインサイトを参考にしています)
- 家族個人のハイライト
- Todo・買い物リスト
- Todo・買い物リストは翌日のGoogleカレンダーに登録
- 1日の流れとインサイト、家族個人のハイライトを Obsidianのライフログに記録
- 自分で記入する欄を作ったので、そこは自分で記入する
- BEAT(Body, Emotion, Action, Thought)
- その他
※自由記入欄のBEATはサトマイさんのYouTubeを参考にしました。
ここで一番大事なのは、
「自分で記入する欄」を残したこと。
全部自動だと、
なんだか自分がアホになる気がして(笑)
書くことで、やっと「考えた感じ」がするんですよね。
まとめ
というわけで、
Limitless AI Pendant について書いてみました。
つらつら書いていて読みづらかったらすみません。
(結局、前日の夜に書いています。ADHD気質……。)
こんなに心踊るガジェットに出会ったのは、
人生で初めてかもしれません。
それなのに、
買収 → 新規販売停止 😂
ちなみに私は個人事業主なのですが、
これ、福祉分野などで仕事にできないかな?
とも考えています。
Meta社が新しい製品を出すその日までに、
頭の中をもう少し整理できていたらいいな、と思っています。


